機械系CADは登場時には主に機械製図作業を支援するために用いられた。製図用紙に図面を描く代わりにタブレットのような入力デバイスとディスプレイを使い、対話式に図面情報をコンピュータに取り込むことによって、以下のように設計の効率化や正確さの向上ができた。
・繰り返し図形をコピーで作れるので効率的に作図可能。また、類似図面の作成が容易
・コンピュータが持つデータから寸法を記入するため、単純な寸法ミスを無くせる
・設計途中での寸法や面積の測定により、手計算の手間を省ける
・設計したデータはプロッターに出力するので、細部まで正確な描画が可能
その後、コンピュータ上のデータを下流の生産工程で有効活用するためにCAM、CATなど、逆に上流で強度や振動などを解析するためにCAEなどの技術が開発提供され、これらを EDPS/MISといった情報処理システムと統合して CIMS(Computer-integrated manufacturing system)という概念に発展した。
一方、電気系ではプリント基板のパターンを効率良く設計するためのシステムが、半導体産業では集積回路のフォトマスクを設計するためのシステムが開発された。また、電気回路の動作シミュレーションのためのシステムなどを加えて電気系CADの分野が生まれ、後に EDAという言葉が使われるようになった。
市販のCADは一般的に毎年バージョンアップが存在し、その度に高額なライセンス料が発生するため、中小企業にとっては痛手でもある。仮にバージョンアップをしなかった場合、数年後のバージョンでは現在の保存形式がサポートされないなど、かなり強引な手を使う企業も少なからず存在する。また、官公庁や元請けにお墨付きのCADも存在し、下請けは中々他のCADに変更できないなどの問題もある。
CADの種類
各分野用に各種のCADが用意されている。
・機械用CAD(メカCAD)
・建築用CAD
・建築設備用CAD
・土木用CAD
・電気用CAD
・回路用CAD
・基板用CAD
・半導体回路分野
半導体回路設計の分野では、単なる形状設計に留まらなくなりElectronic Design Automationと呼ばれることが多い。
・半導体デバイス分野
半導体デバイス分野ではTCADと呼ばれているが、TCADはCADではなく、他の分野のCAEと呼ばれている範囲を示している。
・その他、熱解析用、電磁波解析用等の専用のCADがある。
・服飾デザイン、配管、橋梁などの分野にも専用のCADがある。
・機械用CAD(メカCAD)
・建築用CAD
・建築設備用CAD
・土木用CAD
・電気用CAD
・回路用CAD
・基板用CAD
・半導体回路分野
半導体回路設計の分野では、単なる形状設計に留まらなくなりElectronic Design Automationと呼ばれることが多い。
・半導体デバイス分野
半導体デバイス分野ではTCADと呼ばれているが、TCADはCADではなく、他の分野のCAEと呼ばれている範囲を示している。
・その他、熱解析用、電磁波解析用等の専用のCADがある。
・服飾デザイン、配管、橋梁などの分野にも専用のCADがある。
| CADの種類
機械用CAD(メカCAD)
内部的にデータが2次元(x,y)で表現されているものを2次元CAD(2D CAD)と呼び、表示上では、立体を正面図・側面図・平面図等の平面図形として表示・操作する。内部的にデータを3次元(x,y,z)で表現するものを3次元CAD(3D CAD)と呼び、モニターなどの表示デバイスで陰影などを付け、3次元的に表示・操作する。内部的には2次元で表現されているが、表示上3次元CADに似た表示をするものを2.5Dと呼ぶ場合がある。
グラフィックソフトのデータは大別して線分要素で表示するベクトルデータ(ベクターデータ)とビットマップで表示するラスターデータがあるが、作図ソフトとしてのCADではベクトルデータによるものが多い。
ベクトルデータは2次元CADでは始点から終点を示す(x1, y1) (x2, y2)、3次元CADでは(x1, y1, z1) (x2, y2, z2)のような座標値で線分要素を表現する。 3次元CADは、作図できる形状により、ハイエンド、ミッドレンジ などに種類分けされ ハイエンドCADでは、Dassault Systems社のCATIA、PTC社のPro/ENGINEER、UGS社のNX、 ミッドレンジCADでは、SolidWorks社のSolidWorks、Autodesk社のInventorがシェアの大部分を確保している。
グラフィックソフトのデータは大別して線分要素で表示するベクトルデータ(ベクターデータ)とビットマップで表示するラスターデータがあるが、作図ソフトとしてのCADではベクトルデータによるものが多い。
ベクトルデータは2次元CADでは始点から終点を示す(x1, y1) (x2, y2)、3次元CADでは(x1, y1, z1) (x2, y2, z2)のような座標値で線分要素を表現する。 3次元CADは、作図できる形状により、ハイエンド、ミッドレンジ などに種類分けされ ハイエンドCADでは、Dassault Systems社のCATIA、PTC社のPro/ENGINEER、UGS社のNX、 ミッドレンジCADでは、SolidWorks社のSolidWorks、Autodesk社のInventorがシェアの大部分を確保している。
